Xiaomi RedmiNote3 Pro プラスエリア化

プラスエリア化の必要性

Docomoの3GバンドはB1 B6 B9 B19の4種類が主に使用されています。
基本的にはB1が対応していれば利用できますが、山間部や地方ではB1では電波が入らない場合があります。
そういった場所では電波の範囲が広い、B6(エリア対策用バンド)が使えるようになっていることが多いです。
このB6は他国ではほとんど使われておらず、海外で販売されている端末ではほとんど対応していません。
今回はこのB6を有効化することを目的としています。

プラスエリア化の方法(簡易説明)

1.CDMA Toolの導入(PC)
2.USBデバッグモードオン
3.端末のroot化
4.Diag ModeでのPCとの接続
5.CDMA ToolにてNVの書き換え

これから先の操作は端末の非常に重要な部分のデータを変更することになります。
そのため、誤った操作や設定を行うと、端末が正常に動作しなくなったり、全く起動しなくなったりすることがあります。
使用によって生じたいかなる損害・トラブルは全て自己責任であることを認識し、十分な注意を払い、よくわからない場合や知識がない場合は使用しないことを強くおすすめします。

プラスエリア化の方法(詳細)

① CDMA Toolの導入(PC)


まずこれをダウンロードしインストールDFS CDMA Tool
次にこちらのサイトでユーザー登録

ユーザー登録は適当な情報で登録しても問題なく進みます。電話番号欄も文字や適当な数字でもかまいません。

② USBデバッグモードオン


MIUI versionを7回タップしDevelopper modeへ変更
Developper optionsからUSB Debuggingをオン

③ 端末のroot化


ここでは特に説明しません。
自己責任でrootを取得してください。

④ Diag ModeでのPCとの接続


root化済みの端末をAndroid Terminal Emulatorを利用しDiag Modeにする

su  (ENTER)
SuperSU許可
setprop sys.usb.config diag,adb  (ENTER)

*入力は赤文字部分のみ

上記の操作が終わり、PCと接続するとDiag Modeでの接続となる。
もしDiag Modeで認識しない場合はデバイスマネージャからこちらのインストールをお試しください。
Mi5用ですがRN3Pでも利用可能です。

⑤ CDMA ToolにてNVの書き換え


Diag Modeでの接続を確認後、CDMA toolを起動すると下の画像のようにDiag Modeのデバイスが出る。
赤線のデバイス名をダブルクリックすると読み込みされるので、赤線のBandをクリック。
すると下の画像のような画面が出る。
赤の数字の順に操作を進めていく。
1.RF BC Configのラジオボタンを選択
2.Readをクリック
3.WCDMA Ⅵ(800MHz) JPNのチェックが空白なのでチェックを入れる
4.Writeを押してBand6の追加を行う

5.書き込み完了まで10秒程待ち、完了したらツールを消しケーブルを抜き、デバイスの再起動をかける。

以上の操作でWCDMA band6が使える状態になる。

下記画像はAOSPにてアプリPhone testigの携帯電話情報に入った画面で無線バンド選択を選んだ画面です。(AOSPでは4636で携帯電話情報画面に入れませんでした)
MIUIでは無線バンド選択画面はでませんでしたが、AOSPにてJAPANBANDの追加がでているのがわかります。
ROMを書き換えてもBANDはそのまま維持されますのでご安心ください
他の端末もほぼ同じような手順で行えると思いますが、詳細はわかりません。

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